耳の聞こえない人は、洋画が大好き。なぜって、もちろん、字幕がついているから。
邦画には基本的に字幕はない、または付いていても、上映期間中、自分の地元に回ってくるのは、ほんの2〜3日など期間限定。しかも主要都市だけだったりするから、地方に住んでいるとそれを見るチャンスもない。
だから、聞こえない人は、洋画が大好き。洋画をよく見に行く。
しかも、字幕付の映画は、中身がわかるという以上に、聞こえない人には魅力的。なぜって、となりの聞こえる友人に『ねえ、今のせりふなんて言ったの?』とか、大好きな聞こえる恋人に『今のとこ、通訳して!!』なんて言って頼まなくていい。お互い席を並べて、同じ映画を堂々と対等に見ることができるから。
洋画は、これまで、こんな自由と喜びを聞こえない人に与えてきたってこと、洋画業界の皆さん、知ってた?本当にありがとう。
私たちは、今、まずこれをみなさんに伝えたい。
聞こえない人も、その友達の聞こえる人も、洋画には感謝してる。だって、互いが対等に、自分の街の地元の映画館で、自由に楽しむことができるから。
今まで本当にありがとう。そしてこれからもヨロシクお願いします。
そんな中、2007年春、ハリウッド映画『バベル』が、全フィルムの日本語音声にまで字幕をつけて、聞こえない人も聞こえる人も、特別なことじゃなく、いつでも地元の映画館で一緒に楽しめるようにしてくれた。これは、私たちには、天地がひっくり返るかと思えるほどのうれしいニュース。
この気持ち、わかるかな?本当に、ありがとう。
だから、そんなあれこれを、私たちは、HPにまとめました。
ぜひ一緒に読んでください。
そして、一緒に考えてください。
聞こえない人にとって、字幕はとてもステキで便利で、夢と自由を与えてくれる。
それは、どういうことなのか、のぞいてください。
どうぞ、私たちと一緒に!!
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